こんにちは。マイクロメイツ ビジネスディベロップメント部です。
Copilotは一律のサービスだと思われがちですが、実は違います。使い方や設定次第で、その価値は大きく変わります。
本記事では、標準モードとパーソナライズモードの違い、そしてCopilotを“あなた専用”にする方法をご紹介します。
「標準モード」と「パーソナライズモード」
Copilotを初めて使うとき、Copilotは「標準モード」で返答してくれます。
このモードでは、過去のやり取りや要望を記憶していないため、誰にでも同じ対応をします。トーンは中立的で、絵文字や個性は控えめ。提案も一般的な内容に留まります。つまり、「ニュートラルなAIアシスタント」が標準モードの特徴です。
そしてCopilotは2回目以降、使い続けるうちにあなたの要望や業務スタイルを学びます。
「ビジネス口調で」「○○担当として」など、会話で伝えた指示を記憶し、次回以降に反映します。たとえば「提案は箇条書きでまとめて」という要望を繰り返すと次回以降の提案を箇条書きでまとめてくれるようになりますし、あらかじめ「提案に関する内容は箇条書きで出力するようにして」とお願いをしておくことでCopilotはその通りに動いてくれます。
こうしてCopilotは、会話を通じて自動的にパーソナライズされ“あなた専用のアシスタント”へと進化していきます。

こちらは「返信に絵文字を入れるようにして」とお願いをしているCopilotに呼びかけをしてみた画像です。
業務の合間に目にするたび、ちょっとしたかわいさに癒されています。
みなさんのCopilotはどのように返事をしてくれるでしょうか?きっと違う返答をしてくれると思います。ぜひ試してみてください。
※Copilotは使い続けることでパーソナライズされていきますが、「標準モードに戻って」といったプロンプトを実行させることで標準モードに戻ります。
※法人利用の場合、管理者設定やセキュリティポリシーによって記憶機能が無効化されることがあります。その場合、Copilotは常に標準モードで動作し、パーソナライズは行われません。記憶機能の有効化は管理者の判断に依存します。
まとめ
Copilotはどれも同じではありません。あなた専用に進化するCopilotを使えば、情報整理、提案、分析などの生産性が飛躍的に向上します。
「AIを使う」から「AIと共に戦略を描く」へ。今こそ、その一歩を踏み出してみませんか。