こんにちは。マイクロメイツ ビジネスディベロップメント部です。
前回のコラムでは、エージェントを開発する際の事前準備についてお伝えしました。
・第1回:開発の事前準備
・第2回:就業規則ナビ エージェントを作ろう!
・第3回:作成済みCopilotエージェントについて
今回はついに、Copilotエージェントの作成についてお伝えいたします。
実際の作成画面も交えながら説明しておりますので、ぜひ作成してみてください。
※本コラムではエージェントビルダーでエージェントを作成する方法をご紹介します。
1. エージェントビルダーを起動する
エージェントビルダーの起動には、ブラウザのCopilot画面から起動する方法とTeamsからCopilotを開いて起動する方法があります。
どちらかの方法でエージェントビルダーを起動させます。
エージェントビルダーを起動すると、「説明」「構成」を設定する画面が表示されます。
■説明:エージェントの役割や会話の流れを話し言葉で設計する
■構成:ナレッジソース、機能、見た目などエージェントの詳細を設定する
2. エージェントの名称や役割、指示を定義する
本コラムでは、社内の就業規則(PDFファイル)を参照し、質問に答えるエージェントを作成していきます。
「説明」 タブでは、名称 ・ 役割など、エージェントにどんな仕事をしてほしいか?を定義します。
①「説明」タブをクリックする
②「エージェントに求められる役割を説明してください。」と表示される
③ 簡単な説明や役割を入力する
今回は「就業規則を教えてくれるエージェント」と入力
④[送信]をクリックする
⑤「名前を決めましょう」と表示される
⑥ エージェントの名前を入力する
今回は「就業規則ナビ」と入力
⑦[送信]をクリックする
⑧「役割や目標について詳しく教えてください」と表示される
⑨ エージェントの役割、目標を入力する
今回は「あなたは人事部門のアシスタントAIです。
社員からの就業規則に関する質問(例:有給休暇、勤務時間、休職制度など)に対して、
最新のルールに基づいて正確に案内してください。
制度名が曖昧でも、関連ルールを推測して回答してください。」と入力
⑩[送信]をクリックする
【参考】よく使われるエージェントの役割や指示例